桜の頃の出会い
メディアの力というのは本当にすごいんだなぁってつくづく思いました。今回陶芸に来られた方、炭焼太郎さんとグリーントマトさん(ご夫婦です)は、私が取材された新聞を見て体験の申し込みをされたそうです。また、リッツさんもその新聞を見たそうです。
かなりでっかい記事だったので、私の友達なんか、見逃して小さい記事を探していて見つからなかったといってましたから・・。メールでも、記事デカ!でしたからね^^;
今回来られた方以外にも、たくさんのお問い合わせのメールやお電話をいただきました。今月の終わり頃にまた七輪陶芸を行う予定ですので、そのときにお会いしたいです。
ということで、今回始まった七輪陶芸。新聞に載ったと言う事で、かなりのプレッシャーと戦いながら行う事となりました(失敗したら情けないもの・・。)
早速、土練りからです。炭焼太郎さんとグリーントマトさんは、土練りは初めてだそうです。難しいといいながらも果敢に挑戦。最初からできるのもではありません。リッツさんは陶芸経験者。菊練りもバッチリ!かなりすごい!綺麗な菊練りの模様が目を引きます。
土練りは、程々にして早速成形です。皆さん成形の経験はあるので、簡単に玉作りの説明をして・・・。
黙々と作っていきます。途中、作品が乾いてしまい、ひび割れる部分が出てきたりして水分を補給しながら成形します。
炭焼太郎さんは、ひび割れがひどくもう一度作り直し・・。リッツさんも、新たに土を替えて・・。欲張りすぎたと土を少なくして成形し直しです。
グリーントマトさんは、始めひび割れがひどかったのですが、だんだんコツを掴んだのか、綺麗な作品が出来上がりました。
作品が出来た方から電気ストーブで乾燥を・・・・。その間、コーヒーブレイク!!
炭焼太郎さんの作品は少し厚みがあり乾きにくい、そうしている間に雨が降り始め、乾燥を邪魔します。こまめに位置を変えながら作品を見つめる炭焼太郎さんは、かなりこの七輪陶芸に入り込んできてました。
ちょっと時間がかかってしまいましたが、無事乾燥を終え、素焼きに入ります。
炭焼太郎さんには少しじれったいようですが、ここはかなり時間をかけなければならないところです。ゆっくりじっくり温度を上げていきます。
素焼きも中盤に入ろうとしたとき、あの嫌な音が・・・。「パン!」蓋を開けてみると、炭焼太郎さんの作品がはぜてしまいました。とっても残念です。形はまだ壊れていないので、そのまま素焼き続行です。
私が作った自作七輪に皆さんとっても興味津々です。炭焼太郎さんはもうオイル缶の手配をしていました。行動派は違います。
その後、素焼きを無事に終え、本焼きにはいります。じっくりじっくり温度を上げていく七輪陶芸。しかし、炎を見ていると、時間も忘れてしまうような気がします。
炭焼太郎さんは趣味で炭を焼いているそうです。男の人というのは炎が好きなのでしょうか?なんだか見入ってしまうんですよね。
本焼きが終わり、無事(?)作品が焼きあがりました。
今回は、白く焼きあがる土を使ったのですが、やはり黒くなってしまいました。しかし、黒と白のコントラストは結構、綺麗で良い作品が出来たのではないかと思っています。
ただ、炭焼太郎さんの作品は割れてしまってとっても残念でした。やはり、全体の厚みが均一ではなかったせいでしょうか。かなり大きなひびが入ってしまいました。
しかし、風合いはとっても素晴らしく、水墨画のようは色合いはかなり良いと思います。
= 反省 =
やはり黒くなってしまいます。どこに問題があるのか。前のレポートを読み直して見なくては、どこかが違うのでしょうけど・・・。
= 皆さんから七輪陶芸体験のご感想をいただきました。 =
リッツさん
こんなに短い時間で何か出来上がるなんてびっくりです。何かを作る時間、炎を見る時間(ボーッとしながら)が自宅に居ながらもてるのですから、是非、私もやってみます。
が、先生の研究の成果で1回目から成功したのだと思うので、やっぱり大変かなぁ・・・。
炭焼太郎さん
ぐい呑みの肉厚が均等でなかったため、素焼きの時にはじけて残念!しかし、この失財を次に自分でする時の反省材料になった。何ごとも経験です。
今回、このような体験をさせていただいたNOBAさんに感謝してます。
グリーントマトさん
初めての陶芸教室でした。自分で作られた窯にびっくり。又、何か作ってみたくなりました。色も良く、素敵でした。
皆様本当にありがとうございました。先生なんてなんだか、気恥ずかしいですね・・・。