陶芸家 吉田明氏のこと
最近では、テレビやCSなどで、七輪陶芸の番組があっているので、知っている人は知っていると思います。
吉田先生は、ある番組で、中学時代に七輪で楽焼を焼いたことを思い出し、七輪でも、やきものは出来ますよ、と答えたそうです。しかし、そうは言ったものの上手く焼けるかどうか分からなかったので、自分で試したそうです。
七輪では、せいぜい800℃くらいしか上がらないと思っていたのですが、残った灰の中に入れていた1つのぐい呑みが、次の日の朝、うっすらと灰が溶けていたということです。灰が溶けるという事は、1200℃くらいまで、温度が上がっていると言う事です。
それを見たとき、これなら、誰でも簡単に、好きなときに陶芸が出来る、そう思って、七輪陶芸の始めての本『七輪陶芸入門』を書くことにしたそうです。
そして、私は、この本に出会った。インターネットで『陶芸』と検索をして出てきた、七輪陶芸に魅了され、本がある事を知って早速購入、まだまだ納得がいく作品がなかなか出来ません。
しかし、物を作ると言うのは、とっても楽しい事です。