七輪陶芸で使う道具
七輪陶芸をするには、いくつかの道具が必要です。最低これだけは、揃えておきたい道具を紹介していきます。
使う道具は、こんな感じです。それでは、1つ1つ見ていきましょう。
七輪
七輪陶芸をするのに、七輪は、当たり前すぎますね。
使いやすいのは、市販されている一般的な丸いものです。四角いものでも出来ないことはないと思いますが使いづらいと思います。(使ったことがありませんので、よく分かりません)
金属製のものなどは、止めておいた方がいいと思います。七輪陶芸では、1300℃以上にもなります。金属製だと溶けてしまうでしょう。
それと、普通のものであれば、後で、道具土などで、簡単に修理が出来ます。
さな
さなとは、七輪の中に入っているもので、炭が、下まで落ちないようにしている、すのこ状のものです。七輪を買うと必ずついてはいるのですが、火力に耐えられなくなって割れてしまうことがよくあります。道具土で作ることも出来ます。余裕があれば、2,3個用意している方がいいと思います。
炭
これも、当たり前ですね。七輪陶芸では、燃料に薪ではなく炭を使います。ホームセンターなどで、10kg1000円前後で売っているもので十分です。
火ばさみ
七輪陶芸では、直接、陶器の焼き具合を見たりすることが出来ます。その際陶器を持ったりすることのできる、火ばさみは、必要です。炭を七輪の中に入れるときなど、温度が上がっていると危険ですので、火ばさみを使うと便利で安全です。
軍手、皮手袋
すごく温度が上がる七輪陶芸では、素手でなんかでは出来ません。軍手もしくは、皮手袋を使用するのが適切です。軍手は、化学繊維のものは、避けてください。お勧めは、皮手袋です。でも皮手袋でも熱いときがあります。そんなときは、中に軍手をして、二重にするのも良いでしょう。
金網、フライパンなど
七輪陶芸は、温度上昇が早いと失敗します。特に、陶器の温度が上がっていないのに、直火に当てたりすると割れる原因にもなりかねません。そんなときに、フライパンなどを使い直火があたるのを防いだりします。
金網は、温度が上昇してきた陶器を徐々に火に近づけるためです。最後は、直接、炭の中へ入れてしまいます。
アルミホイル
素焼きのときに包んで使います。これも直に火があたるのを防ぐ役割をします。また、七輪の上からおおって保温するときにも使ったりします。陶器は、温度の急激な変化に耐えられなくなり割れたり、ひびが入ったりするのです。
ドライヤー
ドライヤーで送風することによって、七輪窯の温度は、1300℃を超える温度になるのです。このドライヤーなしでは、七輪陶芸は不可能なのです。
そんなもっとも大切なドライヤーですが、空気さえ出ればなんでも良いでしょう。ターボ機能なんか付いてればなお良いです。
後、成型した作品を乾燥する時なんかにも使ったりします。
ろくろ、手ろくろ
ろくろは、始めは、いらないでしょう。もし買うのであれば、手ろくろをお勧めします。でも手ろくろがなくても、新聞紙やいらなくなった、はがきなんかでも代用することが出来ます。手のひらサイズの葉っぱを使ったりすると、葉脈の型なんかがついて、良い味が出ていいと思います。
その他、成型道具
必要に応じて、買い足していくことをお勧めします。始めるときは、いらないと思います。いるのであれば、家庭にあるもので代用すればいい事ですし、手作りするのもお勧めします。全てが手作りできるかというとそうでもないと思いますが、たとえば、かきべらなどは、簡単に手作りできますよ。
『道具を自分で作ろう!』のページでは、色々な道具を作る方法を紹介しています。