全国陶磁器フェアー2016
この時期、毎年恒例の全国陶磁器フェアーに行ってきました。
今年で18回にもなるんですね~
毎年この全国陶磁器フェアーに来ると思い出します。
福岡を襲った西方沖地震。あの瞬間私はこのイベントを楽しんでいました。
突然の揺れに動揺しつつも、周りの作品がどんどん倒れ割れていきました。その後、係員さんの素早い対応で会場から避難したのですが、イベントは中止になってしまいました。あれから11年も経つんですね。
・・・。
午前中、雨が残る福岡。お天気次第では日にちをずらそうかとも思ったのですが、昼過ぎから雲の切れ目からお日様が顔を出してきました。
毎年、招待ハガキを下さる作家さんにも久しぶりのご挨拶をしなきゃ^^
ということで、自転車でGO!
三連休のはじめの日ということで、たくさんの人が会場に訪れています。
会場に入ると一番初めに目を引くのは、華道作家さんたちの作品。これも毎年恒例です。
さて、どっちから回ろうかなぁ。パンフレットを見ながら考えて、左まわりに回ることに。
そう考えて、角まで行くと、目を引く作品!
iPhoneが刺さっている作品。これは、スマホ用のスピーカー。
音を増幅させるもの。この類の商品は結構ありますが、陶器製は初めて見ました。
カッコいい!なんか、おしゃれです。
他の作品を見ても、シックな色使いで、デザインもおしゃれ・・・
おぉ!なんだこれは!
そう思って手に取った作品がこれ!
取っ手が金属?いや、よく見るとすべてが陶器です。でも、金属っぽいデザイン。なんか男心をくすぐる作品です。
早速、『陶房かんな』の作家さんに話しかけてみました。
すると、福岡の宗像で作品を作っているとのこと。全国陶磁器フェアーに出店するのも今年が初めてだそうです。
この作品は、シリアルナンバーが入っていて、100番台の作品は釉薬の掛け方を工夫されているとか。
取っ手の部分のデザインも一つ一つデザインが違い、釉薬の掛け方に違いがあります。
しょっぱなからいい作品に出合えたなぁ~と思いつつ。
ゆっくりと会場を回っていきます。
毎年恒例の飲食ブース。美味しいそうなものがたくさん並んでいます。
10年以上前から全国陶磁器フェアーに来ているのですが、出展されている作品は、最初のころに比べて、おしゃれで、デザインが工夫された作品が多くなってきたように思います。
若い人(女性)も多く見られ、普段使いのおしゃれな食器を求めに来ているのでしょうか。
そんなことを考えながら、(女性に気を取られながらでは決してありません)いろんな作品を見て楽しんでいると、毎年、招待ハガキをくださる作家さんのブースの前につきました。
『博多陶遊窯』の西さんのブースです。
西さんとは、私が運営していた、「カオリン」という陶芸コミュニティーサイトで知り合いました。コミュニティーサイトは既に閉鎖してしまったのですが、閉鎖後も、こうやってお会いしています。
もともと、博多人形師の西さん、作品に品がある、のですが。博多陶遊窯という名前の通り、遊んでおられます^^;
なかなか、面白い作品が並んでいます。
私のパソコンのモニターの前にも、西さんの作品「お地蔵様」が私を見守っています。
というか、ちゃんと仕事しているのか監視しているのか・・・。(小さい方は私の作品「カード立て」です)
もし、博多陶遊窯の作品に興味がある方は、博多陶遊窯のホームページがあるのでこちらをチェックしてみてください。
それから、また会場内をゆっくり散策です。
飲食スペースの隣では、コーヒーカップコンテストというイベントがあっていました。
投票すると抽選で選んだ作品がもらえるらしい!
早速、見てみると、作家さんの逸品がズラリと並んでいます。どれもいいなぁ~、この作品でコーヒー飲んだらおいしいだろうなぁ~なんて思いながら見ていると。
最初に見たあの作品も出品されていました。迷いなく一票!
その後も、あのカップがどうも気になる。
ということで、『陶房かんな』さんのブースに。
作家さんに、気になっちゃってまた来ちゃいました、と挨拶して。
気になるカップをもう一度、手に取ります。
これでコーヒー飲んだらおいしいだろうなぁ~ビールもイケる!絶対美味しいはず!
ということで、購入決定!^^
箸置き(右の写真)をサービスして頂きました。ありがとうございました!
早速、コーヒーを頂きました。
毎年恒例の全国陶磁器フェアーですが、毎年ステキな作品に出合います。
たくさんの作品の中で、これだと思う作品に出合うためには、このようなイベントに出かけるのもいいかもしれませんね。
『陶房かんな』さんの宣伝も少しだけ。
ゴールデンウィークに開催される有田陶器市にも出展されるようです。『陶房かんな』さんの作品に興味を持たれた方は有田陶器市にお出かけしてみるのもよいかもしれませんね。
また、連絡すると、窯元見学も可能とのこと。ここで連絡先を書くことができませんので、もし興味を持たれた方は、お問い合わせくだされば、詳しいことをお伝えいたします。